JUGEMテーマ:音楽
先日、漫画HEAD(http://www.son-are.net/mangahead/planetes.html)で、超名作漫画「プラネテス」のクロストークをやって、そのときに、登場人物が何気なく口ずさんでいる曲の歌詞が、この超名作のテーマと合ってるということに気づいていた僕が大興奮していたんだけれども、うまいことみんなに伝えられなくて、よってた宝かな、いや、酔ってたからかな(今日もです)、だから、ここにあげます。
ザ・ブルーハーツで夕暮れ。
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はっきりさせなくてもいい
あやふやなまんまでいい
僕達はなんなとなく幸せになるんだ
何年たってもいい 遠く離れてもいい
独りぼっちじゃないぜウィンクするぜ
夕暮れが僕のドアをノックする頃に
あなたを「ギュッ」と抱きたくなってる
幻なんかじゃない 人生は夢じゃない
僕達ははっきりと生きてるんだ
夕焼け空は赤い 炎のように赤い
この星の半分を真っ赤に染めた
それよりももっと赤い血が
体中を流れてるんだぜ
夕暮れが僕のドアをノックする頃に
あなたを「ギュッ」と抱きたくなってる
幻なんかじゃない 人生は夢じゃない
僕達ははっきりと生きてるんだ
夕焼け空は赤い 炎のように赤い
この星の半分を真っ赤に染めた
それよりももっと赤い血が
体中を流れてるんだぜ
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サニーデイサービス解散から2年。
シングル「ギター」を挟んで発表された待望のデビューアルバムを初めて聴いたときは、「ああ・・・まさに曽我部のソロデビューアルバムだな」という印象を受けた。
とにかく淡々としている。
これまでの美しいメロディはもちろん健在なんだが、決してその美しさを主張していないとでも言えばいいんだろうか。
ベル&セバスチャンやロンセクスミスを彷彿させる静かなアルバム。
サニーデイサービスの頃の華やかさはないけれど、ソングライターとしての曽我部の力量を改めて痛感してしまう。
地味すぎると思って初めは敬遠していたんだけど、あるときを境にこのアルバムの聴き方がガラッと変わった瞬間があって、それ以来トリコじかけになってます。
誰にも見せたくない、自分だけの宝物のようなアルバム。
【くつ王セレクション】
M2 夏
M6 5月
M7 真昼の出来事
M9 おとなになんかならないで
M10 ギター
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とくに「天使」〜「5月になると彼女は」までの流れがサイコ〜。
基本的には曽我部ソロアルバム3作目『ストロベリー』の延長線上にあると思うんだけど、ハジケっぷりが違う。
『ストロベリー』は、ロック全開の曲がいくつかあって、「Love-sick」みたいなゆったりした曲もあったりしたけど、今作は全曲バリバリ。
曲も「まんまビートルズじゃん」みたいな曲や「つーかこれラモーンズじゃん」みたいな曲もあるけど、どれもスッと頭に入ってくるキャッチーな甘いメロディ。
「天使」「結婚しよう」なんかは「スワン」「シモーヌ」に並ぶ名曲ではないでしょうか。
そして最後に曽我部史上屈指の名曲「魔法のバスに乗って」でエンディングっていう。
これってオアシスで例えると「ALL AROUND THE WORLD」の入った『MORNING GLORY』じゃないだろうか。
それくらいの名作ですわ。
たぶんコレは誰もが好きになる作品じゃないかと。
妻も「今までの曽我部作品で一番好きかも」と言ってました。
残念なのは、「青春狂走曲」のセルフカバーがイマイチなこと。
これ入れるんなら「STARS」をスタジオ録音で録って収録してほしかったなー。
というわけで、僕は今このアルバムに「STARS」「スワン」「シモーヌ」「スウィング時代」「君の愛だけが僕のハートを壊す」「ぼくたちの昨日」を追加して延々リピートしてます。
でもやっぱその中でも「STARS」が一番いいんだよな・・・。
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音楽作品のスタイルとして、トータルアルバムというのがありますね。
全体としてひとつの作品、という色の濃いアルバム。
曲単体としてよりも、作品全体の空気を大事にしているアルバム。
シングルチャート蔓延とi-podの普及によって、曲単体でしか音楽を聴かない人が多い現代日本においては、もはや過去のものとなりつつありますが。
そんな中、2007年末にリリースされた、ふたつのトータルアルバムを。


七尾旅人「911 FANTASIA」とバンプ・オブ・チキン「ORBITAL PERIOD」。
二つの作品の共通点は、ストーリー・テリング。
でも、両者は全然違う。
旅人の作品は、豪華三枚組で、50年後の旅人が、孫に向かってお話をする、という形式。タイトルから想像できるとおり、世界同時多発テロをテーマにした重い作品だ。構成曲も、純粋な楽曲というよりも、音楽をツールとして用いた「音声作品」である。曲単体ではまったく聞くに値しない。語りの部分も多く、僕も「これは音楽なのか?」と首をかしげる。ただ、没頭して聞くと、語りのバックに流れている音色まで自分を包んでいくような気がしてくるほど没頭すると、これはもう、ものすごい威力でリスナーに迫ってくる。3枚目のクライマックスに至る頃にはもう、恐怖で体が震えるほどだ。恐ろしいパワーを持った作品である。
これに対してブチキンの作品は、そんなぶっ飛んでなくて、普通に聞けば、普通の形式の曲が集まった、普通のアルバムなんだけれども、すべての曲の歌詞をつなげると、なんとなく物語りになっている。個々の曲でも、全曲つなげても、詞が成立している。そして、ボーカルの人(名前なんか知らないけど)が、その全体の物語を絵本にまとめたものが、ブックレットとしてアルバムに入っている。これがなかなかに面白い。曲単体として聞ける、トータルアルバムとしても聞ける、ストーリーテリングとして面白い。バランスの良い作品である。
音楽か何かわかんないけど、すんごいストーリーテリングの作品。
普通に音楽で、ストーリーテリングを楽しめる作品。
んー。
ミュージシャンが、「ストーリー」にメッセージを入れ込んだところまでは一緒なんですよね。で、痛切な「メッセージ」をモロ痛切に伝えるために音楽を手段として使った作品と、まぁメッセージも特に痛切なわけではないし、伝えたい言葉と音楽のバランスを守りながら作品にまとめた作品。
どちらが良いとかいう話ではないんですが、音楽って、音って、面白いなと思える2作品です。
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